妻の電動アシスト自転車が無事納車となりました。
僕らが選んだのは
サンヨーのエネループバイク
フロントハブにモーターが組みこまれた前輪アシスト駆動のモデルです。
このモーターの最大の特徴は、
回生充電(ループチャージ)機能が備わっている点。
下り坂や減速時にモーターを発電機に切り替え、
走行しながらバッテリーに充電しちゃうという
今時のエコ技術が投入されているのです。
これにより走行可能距離は伸び、今後上手に充電しながら走るクセをつければ、
充電器につないでバッテリーを充電する回数も少なくて済むはず。
忘れん坊の我が妻にはうってつけのシステムというわけです。
納車からまだまもなく、試乗距離が短いので僕の眼から見た
電動アシスト機能に関してのコメントは、多くを提供できる状態ではありません。
しかし、僕自身電動アシストはとても興味のある分野なので、
今後注意して観察していこうと思っております。
それ以前に決定的なことが・・・。
ロングテールバイク乗りとなり3ヶ月あまり、
お店の仕入れで、重い荷物を自転車で運ぶ日常を繰り返す身として
あらためてママチャリと向き合い、即座に気づいたことがありました。
それは荷物を積んだ時のママチャリの走行安定性の悪さです。
前後の荷台にそれなりに荷物を積んで走り出すとびっくり。
ロングテールバイクのどっしりとした安定感とは程遠い、
実にふらつきやすく危ういのり味だったのです。
ロングテールバイクに慣れたカラダでなければ、ごく当たり前の事と、
さらりと見逃していたかもしれません。
ママチャリの積載方法は前後に装着されたカゴにモノを入れるのが主流。
荷物が重ければ重いほど自転車自体の重心は高くなり、
当然安定感は損なわれ、「ふらつき」の元凶となります。
ロングテールバイクのように車体のサイドに積載する方法だと、
重い荷物を積んでも、重心は低く保たれているため、
突風や大きい段差など、よほどの外的刺激がなければ、
そう大きくふらつくことはありません。
自転車の運転技術にそれほど秀でていないであろう奥様方が乗る
乗りものとして、今の主流となっている重心の高い積載方式は
なんとしても再考と転換が必要と感じました。
一番手っ取り早いのがパニアバッグの装着なのですが、
一般に出回っているものは、スポーツサイクル専用品がほとんど。
カジュアルなデザインで、使い勝手がよく
女性が好みそうなものはほぼ皆無の状態です。
現在主流のカゴにしても、コストダウン最重視のプラスチック製で、
いかにも強度と耐久性が低い製品がマーケットを席巻しています。
どこかに良い製品はないかと探してみると、
あるんですねぇ~~~!
カジュアルなデザインで豊富なカラーバリエーション。
耐久性が求められる使用目的のものには強靭なデザイン。
普段着のごとく自転車と付き合う人にはドスンと直球ど真ん中!というブランド。
自転車大国オランダが育んだメーカー
BASIL
それぞれの商品が自転車とのマウントシステムを持ち、
バッグを自転車からイージーアクションで取り外しできる構造になっています。
本国オランダのサイトを見てみると、その豊富な商品群に唖然。
自転車文化において、日本との成熟度の歴然とした差を感じます。
BASIL本国サイト
このBASIL、日本進出を果たしたのはまだ最近の事のようです。
今後ラインナップが本国並に強化され、
日本での多くの代理店シップが結ばれることを強く望みます。
まずは、手にとってモノを確かめてみたいですね。